第 71 回 航 海 日 誌 

通算出航回数 第718回 since1979年10月 ANTARES2から

出航日時  2007.09.15  JST 09:26  〜  2007.09.17  16:15
寄港地   松崎町 石部港
気  象   9/15 小雨のち快晴  9/16  快晴  9/17 雨後快晴  風 9/17 S 12-13m/sec  
Captain Mamoru.O
Family  Yuzo.O
Crew   Kazuhiko.S   Mitsunori.H  Hideyuki.T  Jun.Y          
    Mie.M  Risako.N        合計 8名
Menu  9/15  昼 イカボイル・シーチキン  夜 BBQ
    9/16  朝 おかゆ・ベーコン・たまご・味噌汁 昼 揚げやきそば 夜 天婦羅・ソーメン
    9/17 朝 味噌汁、ソーメン・おかゆ・ 昼 おにぎり  
2007.09.17No109 2007.09.17No154 2007.09.17No197 2007.09.17No202 2007.09.17No230
2007.09.17No261 2007.09.17No300 2007.09.17No302 2007.09.17No308 2007.09.17pasttrack
2泊3日の楽しかったクルーズ。。。。でも最初は雨だった!!当てにならない天気予報ですね、合羽着用にて出航しましたが大瀬岬を過ぎるころから上がってしまい夏の暑い日差しが戻ってきました、波高が高くなるという予報を一応信じて目的地を石部港にして途中尊之島の入江にアンカーを落として昼食兼海水浴を楽しみました、外海はうねりが出ていますが相変わらず静でキレイな海です。石部港は風が吹いても波が高くなってもいつも穏やかな港です、すっかり顔なじみになった係留料金徴収係りの漁師さんに本日の泊料を納めて手続き完了、ナイトバージョンの準備とさっそく野天風呂を楽しみました、3連休の初日なので港には他県Noの車がたくさん入っており料金係りのMさんは飛んで回ってます。夜間パーティーはいつも通り焼肉のあと海鮮メニューで夜半まで飲んだり、食ったり・・・・、星空の見える良い天気でした。

2日目、年寄船長は5時には起床して行動開始です、と云っても野天風呂へ直行ですが・・・・天気晴朗なれど南側の山からの吹き降しが強く朝食後の本日の予定会議では連泊の結論が出されて居心地の良い石部港に居座る事になりました、暑くて寝られないのか非日常生活が嬉しいのかみんな朝早くから動き出しているので長〜い一日を散歩したり磯や海水浴場で泳いだり過ごしてます、良いですね泳いだ後そのまま野天風呂に飛び込み冷えた身体を癒しそして程よく冷たいシャワーを浴びるとホントすっきり気分です。駐車場係りの漁師さんの軽トラックを借用して6km離れた松崎町のスーパーヤオハンに今夕の食材の買出しにRちゃんと出掛けました、軽トラックでの海岸線ドライブは景色も良く快適でした、ヤオハンの豆腐コーナーには僕の「天然にがり・まどぅら」が陳列されており思わず手にとってニッコリです、ナイトバージョンの揚げながら食べる天婦羅&流しソーメン?用の「揖保の糸」を購入してきました。港内の水場までコンロを移動して「揖保の糸」を茹で上げてきました、2日目のナイター開始です、海老・イカ・野菜の天婦羅を揚げながらのソーメンは美味しいですね・・・でもたくさん有りすぎ食べ切れず大量の残食でコック長を悩ませてます、でも助っ人が現れました、自転車ツァーで藤沢?から箱根越え、沼津の三津・大瀬の海岸線経由で到着した大学生3人に就寝前のお風呂で出会いました、朝食をご馳走?する約束が出来、双方の思惑が一致した瞬間です、お腹をすかした彼らに海鮮BBQもとチェックしましたが残念ながらチョット遅すぎでした。残ったソーメン・天婦羅・・海老・野菜々々の調理方法を夢うつつで考えながら夜が更けてゆきます。
板厚40mmのヒノキ材で船長手作りの2人用エキストラベット、デッキの方が気持良いと残念ながら1人しか利用して貰えず・・・ 思いがけず船内の全てのマットを天日干しが出来ました、乾燥して超気持ちよし。

3日目 いつもと同じ5時起床、習慣で寝てられないです。南側の空が真っ黒・・・昨夜使った食器類を洗った直後から土砂降りの雨に変わりました、大慌てで岸壁やらデッキに置いてある物を大急ぎで片付け、お蔭で出航準備が出来てしまい大降りに感謝の気持です、8時に昨夜の学生さんを招いての朝食が始りました、野菜やエビ・イカの具を入れた味噌スープに温かくしたソーメンやおかゆを混ぜて献立名の無い食事ですが、朝一はスープのたくさん入った食べ物は良いですね・・・・大学生の彼らも美味しそうに何度も御代わりをして食べてくれ、お互いに満足です。雨も上がり10時頃楽しかった石部の港を後にして一路沼津へ・・・10m/sec近い南の風とうねりの中でジブスルとの機帆走で8knotを超えるハイスピードでの北上です、昼食に波静かな戸田湾に入港しで沖止めのブイに係留したら直ぐに監視船が飛んできて湾内は1年中ブイ止め禁止との事で直ぐに出で行けとのことです、夏だけの入港禁止から今度は通年禁止に変わり、レジャーボートは完全に閉め出しされてます。国民の海はドンドン狭まれているようですね、水上バイクの暴走と事故が原因する規制の様ですがトバッチリが我々に来てます、知人が経営する漁船団の岸壁に着岸させて貰い昼飯をすませて早々に戸田を後にしました、西海岸で一番融通の利かない嫌な港になりましたね・・・・南からの風が更に強まりジブスルとの機帆走で9knot前後の快速船で家路を急ぎ午後4時頃楽しかった旅を完了させました。クルーのみなさんご苦労さまでした。往路46.8km Max16.2km/h(9.0knot) 復路49.6km Max18.6km/h(10.3knot)

M.H
今日はand Over Night 大変お世話になりました、裸族3号のM.Hです。 昨年は岩地で、石部の温泉に入るのに、一山越えて行き、帰りには大汗って感じでしたが、今回は念願の石部に停泊でき、気軽にお風呂が楽しめ、最高でした。大きな集落じゃないですが、歩いてみると色々と楽しい所が有りますね。 今回は、廃校になった小学校まで歩いてみましたが、狭く急な坂道でしたが所々で石部の綺麗な海が覗き見え、良い感じでしたよ。  天気予報より強い、アンタレスクルーの晴れパワー!3日間楽しすぎて、あっという間に過ぎちゃった感じです。 最後に、「らら-らら-ら- らら-ら-らら- 今日も明日も裸族で-会いたい-----」 またよろしくお願いします ・・・・・M.H

J.Y
都会を離れ、海へ。日頃の生活を離れ、楽しい仲間と船旅です。海水浴に磯遊び、温泉、ラ族といろいろ楽しむことが出来ました。 時間に縛られない生活はたまにはいいですね〜 時間に縛られ、くだらないことにイライラする生活を続けていると人間小さくなります。今回のオーバーナイトで一挙にラ族のレベル?まで解放され、ストレス解消、人間も大きく?なりました。・・・・追加された重量は減らさないといけませんね。楽しいオーバーナイトありがとうございました。J.Y

R.N
今回のOverNight、テーマをつけるならば「人生の洗濯!のんびりライフ」でしょうか? 天気が不安定だったせいもあって、風と波の様子見ながら行き先を決めよう・・・とアバウトに計画していたら、結果的に非情にのんびりした3日間をすごすことになりました。特に何をするでもなく、散歩してみたり、お昼寝してみたり、泳いでみたり。各人それぞれなんとなく・・・そんなゆるいスケジュールでも3度の食事は欠かしたことはありません。だって毎回スペシャルメニューなんだもの! だからつい食べすぎてしまうと腹ごなしにお散歩をしたり、次の食事時間に合わせて泳いだりしてお腹を減らす…の繰り返し。極めつけはどこに行って
ても腹時計が作動するのか食事の時間に遅れる人は誰もいないこと! 気になる今回のメニューは・・・
1日目 昼 おろし+シーチキン、ボイルイカ
夜 おいしい牛肉、ホルモン、レバーと海鮮もののバーベキュー
2日目 朝 おかゆ カリカリベーコン、味噌汁、漬物
昼 あんかけ固焼そば おやつ ヨーグルトサラダ
夜 天ぷら+そうめん
3日目 朝 エビ、イカ入り味噌煮込みにゅう麺
昼 ゆで卵、たらこ、シャケのおにぎり、
どのメニューも基本スパイスは「ワイルドさ」 お上品に下準備していると必ずもっとワイルドに!という言葉が飛んできます。これがアウトドア料理のおいしさの秘訣なんだそうですよ! かと言ってインスタントものに走らないのも船長のポリシー。「このほうがおいしいら?」という船長の笑顔がさらにだしのうまみを引き出している気がします。 食べて、飲んで、笑って、泳いで、寝る。これ以上に楽しい事ってあったかしら?というくらい人生の洗濯をした3日間でした。 2泊お世話になった石部の港はこじんまりした港と民宿が立ち並ぶ小さな町。付近の道路はアップダウンがあるけど美しい海岸線が遠くまで見渡せ、なかなか良い景色。おかげで足りない食料の買出しに軽トラックで出かけても楽しいドライビングに変身です。 さてこの港、浜辺と磯、露天風呂に水シャワーとトイレ。海水浴には欠かせない要素が見事に盛り込まれているからでしょうか?色々な人との出会いも楽しめる所です。 今回は諸事情により船長自らナンパ?!見事な食いっぷりの大学生を3人朝食にご招待することになりました。いやー、それはそれはおいしそうにパクパク食べてくれ、見ているだけでも気持ちがいい!船長も嬉しそうです! だって前の晩から彼らに何をご馳走しようか手持ちの食材とにらめっこしながら必死に考えてくれたのですから…というわけで今回もおいしいもの、綺麗な景色がイッパイで大満足! 目もお腹もハートも・・・それぞれにご馳走様でした!? R.N。

M.M
2泊3日オーバーナイト。陽気な仲間たちのとの楽しい会話に船長の愛情たっぷりの手料理。夏の日差しに、時折吹き抜けるさわやかな秋風。日々のストレスをオールリセットです。
3日間の記憶。。。
 尊之島の美しい海と景色
 ストレスフリーになったビジネスマンが行き着いた裸族!
 ほのぼの石部集落お散歩タイム
 堤防に並んだクッション畑。
 夕日に光る杉本さんの背中。
 石部で出会った自転車で旅する学生君の気持ちの良い食べっぷり。
 南風をうけて快走するアンタレス3。
数字で見るオーバーナイト
 最高スピード     10knot
アンカーリングの回数  1回
 食事の回数       7回
 食べたえびの本数   60尾
 飲んだビール+サワー  4ケース
 入った温泉の回数    6回
 おいしい!の歓声   10回
 笑った回数    カウント不能。。
アンタレスの晴れ男晴れ女のパワーには驚かされました。3日間があっという間にすぎ、心も体も丸くなりました。安全で楽しい旅が出来たことに、船長、クルーの皆様に感謝です。M.M

H.T
今回のオーバーナイトは2泊という事でとてもゆったりなスケジュール。休みを満喫といった感じで過ごす事ができました。 初日は元気と勢いで泳ぎと宴会を、二日目は朝早起きでしたがおかげでのんびりゆったり一日を長く楽しみ、三日目は朝の雨で急かされながらも余韻に浸りながら帰途。 特に二日目は午前から隣の岩地で海水浴、戻って午後から石部で潜り、温泉後に岸壁で天ぷら宴会と最高に楽しめた一日です。 ヨットで遠方に行き、その場所を散策して楽しめる。最高のヨットライフですね。なんとなく小学校時代、夏休みに海水浴や近所を遊び回り、満喫して疲れきって帰宅していた頃の気分を思い出しました。 普段の生活からは考えられないような三日間、いろんな事を忘れてただただ遊びきる。こんな非日常が楽しめるからやめられません! サイコーのストレス解消と充電時間でした。本当にありがとうございました。H.T







楽しい一日の詳細はこちらからご覧下さい。PDFファイルです開くまでほんのチョットお待ち下さい。


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